今夜も飲もう。酒乃草子♪

世界の酒の征服をめざすぞ

ギャンブルの心理って

コロナの濃厚接触者扱いにされ(結果は陰性だった)、落ち着いたかと思ったら、今度はオフィスの同じフロアより感染者が出たから、消毒のため定時に帰れ、と言う通知が。

こんな状態で本当にオリンピック開催するのだろうか?

 

コロナで親族を亡くした方、仕事を失った人の気持ちを考えると、とてもオリンピックどころではないだろう。

 

全く、去年と同じパターンになるのではないだろうか。

去年だって、バッハや安倍首相が「延期はありえない」と強硬な姿勢にでてたくせに、カナダをはじめとするオリンピック出場ボイコット宣言が出てきてから「延期も視野に入れる」と弱気になったではないか。

→結局延期に。

 

今の状況を見てみると、延期ではなく「中止」にしたほうが賢明だったかもしれない。

そりゃ、巨額の損失はあるだろうが、金より大切なものはあるであろう。

 

心理学で言うと、バッハも首相も「コンコルド効果」の罠にどっぷりとはまってしまってるのではないだろうか?

 

コンコルド効果とは?〜

これ以上お金や時間をかけても無駄な結果になる、ことがわかっていながらも、「今まで使ったお金や時間がもったいない」「このまま続ければ戻ってくるのではないか」という損失回避の心理から、ダラダラ続けてしまうことである。⇨結果、最終的に莫大な損失を抱えてしまうことになってしまうのだ。

 

わかりやすい例がギャンブル。

 賭けに失敗し、「次こそ」と賭けてはまた負け、「次こそ次こそ」と・・やめられなくなる心理を思えばわかりやすいのではないだろうか。

 

このコンコルド効果のために、いかに莫大な金や人命が失われてしまったかは、歴史を紐解いてみてもよくわかる。第二次世界戦争もそうである。

 

日本だって、それ以上続けてもさらに莫大な損失が待っていることわかっていながらも、「今までの投資が無駄になるから」と降伏しようとしなかった。さっさと降伏していれば、広島長崎の原爆も起きなかったであろう。

 

人類が出現して文字が発達した頃からの長い歴史をみても、国、時代に関係なく、コンコルド効果のために失敗した例は枚挙がない。

 

ファストスロー」という本が非常に良かった。

心理学者でありながら、経済ノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマンが著したものであるが、人間がいかに非合理的な行動をしているかがよくわかる。

 

なぜ心理学者なのに経済賞なのか?

 

人々がモノを買うにも心理が働いているからだ。心空っぽのまま買い物する人はいないだろう。⇨モノを買うときの心理を追求したことで、「経済発展に貢献してる」と経済賞を受賞されたのだ。

 

この著作は、人がどういう心理でモノを買うのか?といった行動を分析しており、非常にわかりやすい。経営者は絶対読んだほうがいい。